Thai Coffee MAP
タイ北部の山岳地帯で育まれるコーヒー豆。産地・品種・風味を一度に俯瞰できるよう、2種類のMAPでご紹介します。
タイ北部の山岳地帯(標高1,000〜1,800m)に、コーヒー生産の中心地が集中しています。
コーヒー産地
首都・主要都市
横軸は味の輪郭(繊細→ボディ感)、縦軸は焙煎の明暗(明るいフルーティ→深いダーク)。好みのゾーンから選んでみてください。
アラビカ種
ロブスタ混合ブレンド
当サイトで扱うコーヒー豆の主要スペックです。
| 産地 | 種・品種 | 標高 | 精製 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ドイチャンArabica | ティピカ、カトゥーラ | 1,200〜1,500m | ウォッシュド/ナチュラル | 桃・ジャスミン・クリーンな後味 |
| チェンマイArabica | チェンマイ80、カトゥーラ | 1,000〜1,400m | ウォッシュド | 柑橘・キャラメル・バランス型 |
| チェンライArabica | ゲイシャ、ブルボン | 1,200〜1,800m | ウォッシュド/ハニー | フローラル・複雑な酸味・スペシャルティ |
| ナーンArabica | ティピカ系 | 900〜1,300m | ウォッシュド | ナッツ・マイルド・飲みやすい |
| 南部産地Robusta | ロブスタ | 低地 | ナチュラル | 強いボディ・苦み・エスプレッソ向き |
※ 当サイトではアラビカ種を中心に、カルディのロブスタ混合ブレンドも取り扱っています。
商品詳細はショップページから、配送については配送・関税ページをご覧ください。
産地別 詳細ガイド
タイのコーヒー産地は、それぞれ異なる気候・土壌・民族の文化を持っています。産地を知ることで、カップの向こう側にある風景が見えてきます。
チェンライ(Chiang Rai)——タイコーヒーの首都
タイ最北端に位置するチェンライ県は、国内アラビカ生産量の約60%を占める最大産地です。ミャンマーとラオスに接する「ゴールデントライアングル」の麓に広がる山岳地帯に、多くの農園が集まっています。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 主な産地 | ドイチャン、ドイトン、ドイパンコン、メーサロン |
| 標高 | 1,000〜1,600m |
| 主要品種 | アラビカ(ティピカ、カトゥーラ、ゲイシャ) |
| 精製 | ウォッシュト・ナチュラル・ハニー全て |
| 収穫期 | 11月〜2月 |
| フレーバー傾向 | 桃・ジャスミン・柑橘・クリーンな後味 |
ドイチャン村のアカ族農家は50年以上かけてコーヒー栽培の技術を磨いてきました。現在は「Beyond Fair Trade」モデルにより農家自身が会社の50%を所有し、高品質な豆を安定して生産しています。ドイトンはタイ王室(Mae Fah Luang財団)が管理する農園で、品質管理の徹底さから世界的な評価を得ています。
チェンマイ(Chiang Mai)——スペシャルティの実験場
北部第二の都市・チェンマイは、小規模農家によるマイクロロット栽培とスペシャルティコーヒーへの挑戦が盛んな産地です。2022年のCoE(Cup of Excellence)パイロットプログラムでは、チェンマイ産のウォッシュト・ゲイシャが92.82点という高評価を記録しました。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 主な産地 | ドイインタノン、メーワン、オムコイ |
| 標高 | 1,000〜1,800m(ドイインタノンはタイ最高峰2,565m) |
| 主要品種 | アラビカ(チェンマイ80、カトゥーラ、ゲイシャ) |
| 精製 | ウォッシュト中心・一部ハニー |
| 収穫期 | 11月〜1月 |
| フレーバー傾向 | 柑橘・キャラメル・バランス型・複雑な余韻 |
チェンマイ80はタイ農業局が独自に開発した品種で、耐病性と風味品質のバランスに優れています。高地の昼夜の寒暖差(15℃以上)がコーヒーチェリーの熟成をゆっくり進め、糖度の高い豆が育ちます。
ナーン(Nan)——秘境の穏やかな味わい
タイ北部の山間部に位置するナーン県は、観光客も少なく「秘境の産地」とも呼ばれます。チェンライ・チェンマイより知名度は低いですが、穏やかで飲みやすいコーヒーが育つ産地として静かに評価が高まっています。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 主な産地 | ボークルア、パンマパー |
| 標高 | 900〜1,300m |
| 主要品種 | アラビカ(ティピカ系) |
| 精製 | ウォッシュト中心 |
| 収穫期 | 12月〜2月 |
| フレーバー傾向 | ナッツ・マイルド・ほのかな甘み・飲みやすい |
コーヒーに慣れていない方やマイルドな味わいを好む方に特におすすめの産地です。酸味が少なく、毎日の一杯として飽きない安定した風味が魅力です。
収穫カレンダー
タイコーヒーの収穫は主に乾季(11月〜2月)に集中します。収穫直後の新豆(クロップ)は風味が最も豊かで、鮮度の高い状態でお届けします。
| 産地 | 開花 | 収穫 | 精製・出荷 |
|---|---|---|---|
| チェンライ | 3〜4月(雨季前) | 11月〜2月 | 1月〜3月 |
| チェンマイ | 3〜4月 | 11月〜1月 | 12月〜2月 |
| ナーン | 3〜5月 | 12月〜2月 | 1月〜3月 |
タイは1年1作(年1回の収穫)です。収穫後に精製・乾燥・選別・焙煎を経て出荷されるため、新シーズンの豆が店頭に並ぶのは翌年の1〜3月頃です。
産地から選ぶ、あなたの一杯
「どの産地の豆を選べばいいかわからない」という方のために、味の好みから逆引きできるガイドをご用意しました。
| こんな味が好きな方 | おすすめ産地 | おすすめ商品例 |
|---|---|---|
| フルーティで香り高い、酸味が好き | チェンライ(ドイチャン) | SIAM ESPRESSO・SPECIAL SELECTED |
| バランスがよく毎日飲みやすい | チェンマイ・チェンライ混合 | ORIGINAL ROYAL BLEND・AULAIT BLEND |
| 苦みが強く、しっかりしたコーヒーが好き | チェンライ(深煎り) | FRENCH ROAST・ESPRESSO ROAST |
| マイルドで飲みやすい、コーヒー初心者 | ナーン | PREMIUM MILD・JAPANESE ROAST |
| アイスコーヒー・エスプレッソに使いたい | チェンライ(深煎り) | COLD BREW BLEND・PREMIUM DARK |
迷ったときは、まずAULAIT BLEND(1パック ¥1,800)から試してみてください。タイコーヒーの特徴をバランスよく体験できる、Hana Caféで最も人気の高いブレンドです。